Radiocarbon as hydrological monitor of the last glacial Dead Sea
A03 Paleoenvironment
Research Period: 2018~
Director: Hiroyuki Kitagawa
Institution: Nagoya University, Geological Survey of Israel, Hebrew University of Jerusalem
Region: the Dead Sea, Israel
Summary:
イスラエルの研究者（イスラエル地質調査所・ヘブライ大学）と連携して新規プロジェクト「最終氷期の死海の水文学トレサーとしての炭素１4」（Radiocarbon as hydrological monitor of the last glacial Dead Sea）を実施する。本プロジェクトでは、未だ十分に解明されていないレヴァント地方水文変動の定量的な復元を最終ゴールとし、死海周辺の露頭及び堆積物コアの炭酸塩（アラゴナイト）の炭素14分析データを水文学的な観点で解釈しアラゴナイトの炭素14年代測定結果を用いた、死海湖底掘削コアの高精度な年代編年法を確立し、正しい時間軸のもとで、レヴァント地域の詳細な気候復元を目指す。
