カザフスタン南東部、天山山脈北麓の旧石器遺跡調査
A01 考古人類
調査期間:2017年~
代表者 :国武貞克
調査主体:独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所、アル-ファラビ記念カザフ国立大学
調査地域:カザフスタン南東部 天山山脈北麓(タラス州、アルマトイ州)
概要:
カザフスタン南東部の天山山脈北麓において、新規の後期旧石器時代遺跡の発見を目的とする野外調査。アル-ファラビ記念カザフ国立大学と共同で行っている。
2017年の一般調査と試掘調査では、中期旧石器時代から新石器時代までの合計5遺跡を発見し、そのうち後期旧石器時代遺跡は3遺跡であった。なかでも、レス堆積層中に包含されるクズルアウス2遺跡の発見が重要な成果である。