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(B01:大西秀之)『現代思想』(9月号:考古学の思想)に「モノとヒトが織りなす技術の人類誌/史:考古学の可能性をめぐる民族誌フィールドからの応答」が掲載されました
現代思想2018年9月号 特集=考古学の思想
定価:本体1400円+税
発売日:2018年8月27日
【目次】
特集*考古学の思想
【討議Ⅰ】
考古学と哲学 / 溝口孝司+國分功一郎+佐藤啓介
【エッセイ】
模倣するサピエンス / 港千尋
【討議Ⅱ】
生きられた世界を復元できるか / 中沢新一+山極寿一
【概論】
考古学は/で何をするのか / 溝口孝司
【考古学のフロント】
強制移動と非正規移動の考古学 / Y・ハミラキス/村橋勲+古川不可知訳
鉛筆で紙に線を引く――考古学的痕跡 / 五十嵐彰
過去を資源化する考古学の現在――政治、環境、芸術 / 吉田泰幸
書かれた世界とその外部――江戸時代の「考古学者」たち / 内田好昭
近現代戦争記念碑の考古学――滋賀県の諸事例を中心にして / 辻川哲朗
【考古学的方法】
物質論的人文知(ヒューマニティーズ)としての「野生の考古学」――同時代への退行的発掘のために / 田中純
過去を復元する――その推論の理念と手法は学問の壁をまたぐ / 三中信宏
【人類史の更新】
モノとヒトが織りなす技術の人類誌/史――考古学の可能性をめぐる民族誌フィールドからの応答 / 大西秀之
純粋な贈与はどこにあるのか、なぜあるのか?――Bataille からBaumard へ / 柳澤田実
【現代思想との交差】
考古学者が読んだハイデガー――考古学者はそこに何を発掘したのか? / 佐藤啓介
【連載● 瓦礫(デブリ)の未来●第一四回】
導師(グル)(二) / 磯崎新
【連載●分解の哲学●第一六回】
ほどく、ほぐす、つくろう(1) / 藤原辰史
【連載●科学者の散歩道●第五〇回】
昭和新開地の駅前で――明日を待ちわびる時代に / 佐藤文隆
【連載●家族・性・市場●第一四九回】
非能力の取り扱い・1 / 立岩真也
【研究手帖】
テクストの動態的な再構成 / 清水光明